水瓶超獣 アクエリウス
アクエリウスは、ユニバーゲラスというクラゲに似た宇宙生物とともに、地球を植民地にするために送られた超獣。自身を神の使いと偽り、古代ギリシア風の衣装を身に着けた少女に化けて地球に侵入した。
体や顔は緑のうろこで覆われ頭に鹿のような赤い角を持ち、赤い触覚のようなもので顔半分が隠れている。黄色いクチバシを持ち、神社の神主のような服を身に着けるという奇妙な姿をしている。
戦闘能力
武器は鋭い爪での引っ掻き攻撃と左肩の花から出す毒ガス、また、人間体の時には手から電撃光線を発する。
ストーリー
ユニバーゲラスが宇宙船の燃料補給のために飛行機を墜落させたため、この退治と調査を通じてTAC隊員はアクエリウスたちの存在を知った。
アクエリウスは、宇宙船を使い太陽光線を遮ることによって、「アクエリウスは神の使いである」ということを信じ込ませ、村人たちを操ることに成功。
洗脳した村人たちを使って、調査中の北斗隊員、今村隊員、吉村隊員らTAC隊員たちを磔にして捕えるが、別行動をしていた竜隊長の一隊に正体を見破られてしまい、村人たちの洗脳も溶ける。
活躍シーン
TACの攻撃によりユニバーゲラス、さらに同胞の宇宙船も撃ち落されたアクエリウスは、悲しみに打ちひしがれ、少女から超獣に変身して大暴れをするが、最後はウルトラマンAの電撃キックで倒されてしまう。
超獣に変身する前の神に仕える可憐な少女の姿と、変身後の不気味な姿が印象的な超獣だ。
プロフィール
- 身長：54メートル
- 体重：4万トン
- 登場：第49話「空飛ぶクラゲ」