大羽蟻怪獣 アリンドウ
大羽蟻怪獣アリンドウはウルトラマンタロウ第9話「東京の崩れる日」に登場。新種の羽アリの大群がZATの攻撃を受けて合体し、巨大化した怪獣である。羽アリを直立させたような容姿が特徴的。
突如、大量発生した新建材を食べる羽アリが新建材が燃える際に発生するPG-500というガスを吸収したことによって体質変化を起こし、体長30cmの大きな羽アリに変異。この時点で既に瓶を溶かすほどの火炎を吐くなど特殊攻撃を兼ね備えている。
とにかく食欲旺盛であり、食料である新建材を食べるのに邪魔な他の建材を食い荒らしてまわる。それによって、次々と高層ビルなどの建物が倒壊し、存在が発覚。処分に出動したZATの殺虫剤噴霧器も食べ、使い物にならなくしてしまった。
殺虫剤や殺虫ガスは全く効かず、ZATが1カ所に集めて火炎攻撃で焼き払う作戦を決行。羽アリが群れをなして飛び立ったところにコンドル1号から火炎放射を浴びせるが、逆にエネルギーを吸収し合体、巨大化しアリンドウとなる。
戦闘能力
アリンドウは口から高熱の火炎を吐き出す、強力な溶解液である蟻酸、触覚からはショック波を出すなど多彩な攻撃を繰り出す。また手のカッターは高層ビルをも切断してしまうほどの威力。
ウルトラマンタロウのストリウム光線も通用せず、蟻酸や高熱火炎、ショック波などを駆使しタロウを苦しめるが、最後はウルトラシャワーで油のような液体をかけられ、その後ファイヤーダッシュの連続攻撃を受け爆発、絶命した。
プロフィール
- 身長:62メートル
- 体重:3万9000トン
- 登場:ウルトラマンタロウ第9話「東京の崩れる日」