情念化身獣 アングリラ
アングリラはウルトラマンコスモス第19話に登場した怪獣。見た目はアシンメトリーでぐちゃぐちゃとしている。その見た目の歪さからも、情念が実体化の大きな要因である事を把握できるだろう。
元々はミゲロン星人レダで、このレダが自分自身の命と引き換えに、恋人を失った悲しみと地球人への怒りを実体化させた事で、アングリラが誕生した。名前は、怒りを意味する「Anger」と楽園を意味する「Shangri-la」から名づけられた。
レダは元々恋人と共に宇宙船に乗って宇宙航行中だったが、その宇宙船が軍事衛星アンジェリカによって攻撃を受けて、破壊されてしまった。
アンジェリカは既に宇宙空間に廃棄されていたが、自動迎撃システムが作動中だった為、このような事態となった。
戦闘能力
武器として挙げられるのが、その怪力だ。ウルトラマンコスモスを軽く投げ飛ばす事ができる怪力は、大きな武器だろう。
右手はムチとなっておりそのまま相手を攻撃する事ができるほか、目からは破壊光線を放つ。
活躍シーン
あくまで情念がパワーの源である為、情念が消えるとパワーを失う。その為、レダの悲しみや怒りが消滅すると同時に、パワーを失った。
その状態で、ウルトラマンコスモスからフルムーンレクトを受けて、消滅した。
その後ウルトラマンコスモスはアングリラを生み出す原因となった軍事衛星アンジェリカも光線によって破壊した。