凶暴怪獣 アーストロン
アーストロンは恐竜のような容姿で二足歩行の怪獣。太く長い尻尾をもち、全体的にごつごつとした見た目をしている。まるでゴジラとそっくりのようにも見えるが、頭部には背びれから伸びる鋭利な角が生えているのが特徴だ。
生みの造型家は、後にゴジラを手掛ける安丸信行。当初は胸の部分にも装飾があったのだが、戦闘に適した状態にするために手が加えられたのち第一話登場となっている。複数のウルトラマン作品に登場しており、有名な怪獣のひとつと言える。
帰ってきたウルトラマンでは第1話「怪獣総進撃」に登場した。度重なる異常気象や地殻変動の影響により目覚めた怪獣だ。本作品ではタッコング、サザーンの搭乗に続き、3番目に出現しており、最初に姿をあらわしたのは朝霧火山であった。
駆け付けたMATから数々の攻撃をうけるも、ものともせず、山を破壊し、口から出す光で木々を焼くなど、破壊行動を行った。
活躍シーン
攻撃は、口から出す炎の他に、頭に生えた角を使っても攻撃する。
異変を察知して朝霧火山に駆けつけたウルトラマンに全く歯が立たず、角を折られ、最後はスペシウム光線によって倒れてしまう。
さらに、倒れた先にあった火口に落ち、爆死した。有名な怪獣だが、戦闘シーンは意外とあっけなかった。
撮影に使用されたアーストロンの着ぐるみはその後、第8話「怪獣時限爆弾」に登場する爆弾怪獣ゴーストロンに流用された。
プロフィール
- 身長:60メートル
- 体重:2万5,000トン
- 登場:第1話「怪獣総進撃」