イーヴィルティガはウルトラマンティガ第44話「影を継ぐもの」に登場する悪の巨人。熊本で発見されたティガのピラミッドに安置されていたのと同様の巨人像にマサキ・ケイゴが無理矢理変身した結果誕生した。
変身する際にはマサキ自作の「光遺伝子変換システム」とダイゴから奪ったスパークレンスが使われている。本来安置されていた巨人は心正しい性格の光の巨人だったが、マサキが間違った心を持って変身したため暴走し精神も邪悪なものになってしまっている。
ストーリー
マサキは自分を「進化した人類」と呼び、愚かな地球人を導けるのは自分だけだと言い、巨人の力を私欲に使おうとした。
マサキの同化した巨人と共に眠っていた超古代狛犬怪獣ガーディが巨人の力が悪用されるのを防ぐ為止めに入ったものの倒されている。
その後、最後の力を振り絞って変身し駆けつけたティガと一騎打ちになった。
活躍シーン
イーヴィルティガの名の通り、ウルトラマンティガとよく似た姿で能力も似ている。このため戦いは一進一退の手に汗握る激しい戦いとなった。
最後はウルトラブレーンチョップを延髄にくらい怯んだところにセルチェンジビームとの複合で粒子状になったゼペリオン光線をくらい倒された。
巨人は光の粒となって消滅するも、マサキは生き延び元の姿に戻ったところをTPCに拘束されている。
このイーヴィルティガにまつわる事件は後々様々な事件の発端となっており、ティガを語る上で外せないエピソードとなっている。
プロフィール
- 身長:54メートル
- 体重:4万4千トン
- 登場:ウルトラマンティガ第44話「影を継ぐもの」
必殺技
イーヴィルショット
イーヴィルティガ必殺の黒色光線。ゆっくりと広げた両手を閉じ、交差させながらエネルギーを集中し、両手を逆L字に組んで発射する。準備から発射までの動きが全てティガとは対照的になっている。
イーヴィルビーム
ガーディーにとどめを刺した紫色の光弾。右拳だけて放つ場合と両拳から放つ場合がある。
イーヴィルバリアー
紫色の円形のバリヤーを作り出し、180度回転させて敵の攻撃を跳ね返す。
イーヴィルパンチ
ティガの巨体を一撃で数千メートルも吹き飛ばす強力なパンチ。
イーヴィルキック
巨大なビルも一撃崩すほどの威力を持つキック。作中ではティガにダメージを与えたものの、ティガにウルトラブレーンチョップによる反撃を受け倒れる。
イーヴィルフライト
ティガ・マルチタイプと同じマッハ5の速度で飛行することができる。