かつて、ウルトラの星を侵略し、「ウルトラマンメビウス」では黒幕として登場する異星人・エンペラ星人。ちなみにウルトラマンタロウでもその名前だけが登場している。別名が「暗黒宇宙大皇帝」であることからもその存在の大きさが計り知れる。
遙か昔、とある星に住んでいたがその星が消滅し、唯一生き残ったという過去を持っている。光を憎み、多くの星を滅ぼしてきた。
その過程でウルトラマンタロウにも登場する「テンペラー星人」や「暗黒四天王」を部下にし、現在も怪獣たちの頂点に君臨している。
ウルトラ大戦争
ウルトラマンタロウではエンペラ星人はシルエットとしてしか登場していない。怪獣軍団の統率者であり、彼らを率いてウルトラの星の襲撃を目論み、「ウルトラ大戦争」を勃発させた張本人である。
その戦争の中ウルトラの父・ウルトラマンケンによって付けられた傷がまだ右脇腹に残っている。
ウルトラ戦士達の活躍により、退ける事が出来たが、「メビウス」で復活。またもや、ウルトラマン達と地球の前に立ちふさがる事になる。
余談
なおこの話はウルトラマンタロウの中で紙芝居風に紹介され、その時に描かれた絵が後のデザインにも使われる事になったという話も存在する。
ちなみにウルトラ大戦争でウルトラマンケンは、ウルトラの母・ウルトラウーマンマリーと出会っている。つまりウルトラ大戦争がなければ二人は出会わず、ウルトラマンタロウ達・ウルトラ兄弟も生まれなかったという事になる。
プロフィール
- 身長:56メートル
- 体重:4万9千トン
- 登場(名前のみ):ウルトラマンタロウ第25話「燃えろ! ウルトラ6兄弟」、ウルトラマンメビウス第48話「最終三部作I 皇帝の降臨」~第50話(最終回)「最終三部作III 心からの言葉」