カオスバグ

カオスバグは群馬県蛍ヶ村に不法投棄されていた廃棄物に、カオスヘッダーが憑依して誕生した怪獣。蛍がモチーフであり、最初は蛍のように光を放ちながら空を飛んでいた。春野ムサシとフブキケイスケが最初に遭遇した際も、蛍の集団と勘違いしたほどだ。大きく赤い目が特徴的。

元々は小型の群れを作り熱を発する集団を襲っていた。その中には、TEAM EYESの所有するテックサンダー1号も含まれており、テックサンダー1号が放ったブライトレーザーによって合体及び巨大化し、怪獣となった。

戦闘能力

怪獣となってからは、エネルギー吸収光線を右手から発射可能となった。吸収したエネルギーは尻尾に蓄積され、赤い目を青く変える事で破壊光線として触覚から発射する事が可能だ。

なお、エネルギーを蓄積する際には尻尾が輝く。この点からも蛍をモチーフとした怪獣であるがわかる。

活躍シーン

あくまでカオスバグは、不法投棄されていた廃棄物にカオスヘッダーが憑依した怪獣だ。その為、無機物扱いとなり、ウルトラマンコスモスのルナエキストラクトは通用しない。

最終的にはウルトラマンコスモスのネイバスター光線を浴びて、爆発し消滅した。

不法投棄された廃棄物が怪獣になるというのは、まさに今時のウルトラマンならではのエピソードと言えるだろう。蛍も昔と比較すると数が激減しており、どちらも現代の日本人が抱える問題を取り上げている。

プロフィール

  • 体長:53メートル
  • 体重:5万7千トン
  • 登場:ウルトラマンコスモス第5話「蛍の復讐」