古代超獣 カメレキング
金色の宇宙翼竜の卵と銀色の古代カメレオンの卵が地球上に現れ、互いが引き合うように近づき、合体し、金色と銀色のまだら模様の卵となった。その卵の内部で古代カメレオンと宇宙翼竜が合体して生まれたのが2匹目の超獣であるカメレキングだ。
ウルトラマンA第2話「大超獣を越えてゆけ!」にて登場したカメレキングは他の超獣たちと比べても1位2位を争う地味さだ。
派手さや斬新さはないながらも、井口昭彦さんがデザインしたカメレキングは生物と兵器が一体になったちょっと機械的な、設定イメージにとらわれないシンプルで力強い怪獣らしいシルエットとなっている。
そんな素朴な怪獣らしい超獣であり、ウルトラマンAにおけるヤプールの超獣の作り方のようなお話だったためか、印象に残っているファンも少なくないだろう。
戦闘能力
口から白い噴煙を吐き、翼は鋭利な刃になっておりビルなども容易に切断できる。
翼は羽ばたかせると風速70mの地獄風と呼ばれる突風を起こしたり、腹部ののこぎりのようなヒレを回転させると言う攻撃もできる。
活躍シーン
孵化した後はTACの攻撃にもびくともせず、ビルを破壊した。
ウルトラマンエースとの戦いでは飛行能力を駆使し空中から体当たりするなどの攻撃を繰り広げたが、両翼をもぎ取られ、メタリウム光線で倒されてしまった。
カメレオンの超獣なので、擬態し姿を隠す姿を見せるなど、地味な外見ではあるが印象に強く残る超獣であるため、ウルトラシリーズのファンの心の中にもしっかり残っていることだろう。
プロフィール
- 身長:60メートル
- 体重:4万5千トン
- 登場:ウルトラマンA第2話「大超獣を越えてゆけ!」