蛸怪獣 ガイロス
蛸怪獣ガイロスは、第42話「ノンマルトの使者」に登場した。触手を複数持ち、蛸のような吸盤が体にいくつも見られる怪獣である。地球の先住民族と名乗るノルマントにより操られた蛸や亀に似たような怪獣で、少しグロテスクで見た目のインパクトが強い。
複数の触手で黒潮丸に襲い掛かり、その怪力とも呼べる力で簡単に船を沈めてしまう事ができる。身に危険が迫ると甲羅に姿を隠し、やり過ごすのが特徴的で、その甲羅は鋼鉄のように硬く、ビクともしない。
体の特徴でもある全身や触手に付いている吸盤だが、実は毒針が隠されており、触れたり、接近したりしたら刺されてしまうことになる。
活躍シーン
ウルトラ警備隊の攻撃に遭うと絶命したかのように隠れ、死んだふりをしていた。ノンマルトの地上総攻撃の命令に従い再び姿を現すと、ウルトラセブンにいくつもの触手で襲うが、アイスラッガーで次々と触手が切断され、力尽き海の藻屑となった。
蛸怪獣ガイロスはウルトラセブンに登場する怪獣の中では珍しく、外から持ち込まれた怪獣ではなく、地球産の怪獣である。
またデザインは、公募によって採用されたもので、当時6歳の少年が描いた物が元となっていて、最初の設定では、ガイロス星人になる予定だった。
ノンマルトの人類への反旗のために出現した怪獣であり、初めはウルトラ警備隊は先住民族を名乗るノルマントを蛸怪獣と勘違いしていた。
プロフィール
- 身長:30メートル
- 体重:1万トン