キングモーラット

変異怪獣 キングモーラット

変異怪獣キングモーラットはウルトラマンティガ第30話「怪獣動物園」に登城した怪獣。本来は何の変哲もない地中に住むモグラネズミだったが、地下に捨てられた廃棄物を食べて突然変異し巨大な怪獣になってしまった。

このため見た目は巨大なモグラネズミに大きな赤い耳のようなものを付けたような姿となっている。キングモーラットという名前はホリイが「モール(モグラ)とラット(ネズミ)」を組み合わせることによって名付けた。

ストーリー

突如としてビラ動物園の地下から出現したものの人間に対して害意はなく動物の本能に従って行動した。

地中に住む夜行性の生き物であるため光に弱く、昼間は専ら寝ている。夜になると目が光り、牙が伸びて活動を開始する。

人間への害意はないものの空腹になった際には牛を襲ったり、攻撃された場合は耳から電撃を出して反撃したりする。

活躍シーン

周囲に害を及ぼしているもののその行動は何でも破壊する怪獣と言うよりも動物の行動と評されている。このためレナはキングモーラットを殺すことに対して抵抗があり、何とか助けられないかと訴えていた。

最後はレナのその想いに応えたティガの「セルチェンジビーム」によってキングモーラットは小さいサイズに変えられ、動物園の一員として迎え入れられた。

縮小後は「モラちゃん」という愛称を付けられ、動物としてビラ動物園で元気に暮らした。怪獣だったときは変異した体と空腹から暴れていたが、本来は温厚な性格で動物園にもすぐに馴染んだ。

プロフィール

  • 身長:56メートル
  • 体重:6万3千トン
  • 登場:ウルトラマンティガ第30話「怪獣動物園」