地底超獣 ギタギタンガ
ギタギタンガは、第29話「ウルトラ6番目の弟」に登場する地底超獣アングラモンに操られる超獣だ。赤い瞳、全身は蛇腹になっており伸縮自在、両手にカニのはさみのような爪を持ち、4つの角からのアルコール臭のする酸欠ガスでの攻撃が特徴だ。
地球人が地底から地下水をくみ上げる事に怒りを覚えた地底人のアングラモンは、ギタギタンガを利用して地上の工業地帯を襲った。
酸欠で警備員が死亡するなどの犠牲を出した後、当の超獣は忽然とその場から姿を消してしまい、後には強力なアルコール臭だけが残った。
ダン少年の父
調査を続ける北斗隊員は、ウルトラの星を見ることができるという断(ダン)少年と出会い、彼の父親が過去に飲酒運転で交通事故に遭って亡くなったという事を知った。
実はこの少年の父親の事故は、ギタギタンガから少女を助けようとした少年の父親が、この超獣の吐くアルコール臭のするガスのせいで「飲酒運転」の事故での死亡扱いとされてしまっていた事が判明する。
再び京浜工業地帯に出現したギタギタンガは破壊活動開始、地下水のくみ上げの中止を人間たちに要求をする。
ウルトラマンAとの戦い
父のお墓付近で地底人を発見したダン少年は、パチンコ玉で攻撃すると胸に見事命中させたが、逆に地底人に崖にまでおいつめられてしまう。
助けにかけつけた北斗隊員にダン少年は、超獣を操っている本体は地底人であること、そして地底人の弱点は胸であることを伝える。
ウルトラマンAは、巨大化した地底人とギタギタンガという、2-1の不利な戦いに苦戦するが、ダン少年の助言をもとに、アングラモンの弱点をついて見事勝利する。
プロフィール
- 身長:62メートル
- 体重:7万3千トン
- 登場:第29話「ウルトラ6番目の弟」