食葉怪獣 ケムジラ
ケムジラはウルトラマンタロウ第17話と第18話に続けて登場した怪獣。太古の昔から生息していた怪獣だったが、大熊山の火山活動によりその眠りから覚め、地上へとやってきた。生まれたばかりの頃はわずか数センチにも満たない大きさだが、大好物のスイカを食べ成長していく。
スイカ畑を荒らしていた所、主人公の東光太郎がケムジラが付いたスイカを収穫。それが知り合いの少年に渡ってしまい、少年はケムジラに襲われる事になった。
お見舞い品の果物籠の中に潜んでいたがZAT隊員により見つかり、ZATガンの集中攻撃を受け巨大化して暴れ出す。
戦闘能力
武器は、口と両手から吐き出す白い糸と、おしりから噴射させるガス。このガスはいわゆる「おなら」で、危険を察知すると逃亡を図る目的で使用していた。
活躍シーン
最初はウルトラマンタロウの方が優勢だったが襲われた少年がその戦闘に迷い込んでしまい、彼を庇いながら闘ったせいで苦戦を強いられてしまう。
しかし途中で別の怪獣・バードンが乱入してきた為、状況は一変する。大好物のケムジラを捕食する為にウルトラマンタロウとの戦闘に割って入ってきたのだ。
結局ウルトラマンタロウに倒される前にバートンのくちばしで痛めつけられ、食べられてしまった。中々に、可哀想な怪獣でもあったようだ。
プロフィール
- 身長:3.4センチメートル – 47メートル
- 体重:20グラム – 2万2千トン
- 登場:ウルトラマンタロウ第17話「2大怪獣タロウに迫る!」、第18話「ゾフィが死んだ! タロウも死んだ!」