岩石怪獣 サドラ
サドラは二足歩行で、両手の先は大きなハサミ状を持つ茶色の体をした怪獣。その他のウルトラマン作品にも登場する、有名な怪獣の一体だ。岩石怪獣の異名を持つが、両手のハサミや先端にトゲのある尻尾をもつことからも想像できるように、サソリがデザインの元になっている。
霧吹山の転落事故
住みかは霧吹き山。霧吹山は謎の転落事故が多発し、魔の山と呼ばれ、死ぬものが続出する場所であった。また、霧吹き山には竜がいて、山に入ったものは食われてしまうという伝説がある。
実は、この転落事故の原因がサドラであったのだ。登山者はサドラに驚いて滑落事故にあっていた。
登山者の死は落石によるものと断定されていたが、パトロール中のMATが霧吹山から聞こえる怪獣の鳴き声に気付き、調査が行われることになった。
活躍シーン
霧と崖に覆われた霧吹山に潜むサドラは、航空写真からでも存在が確認できないほどうまく身を潜めており、MATでも簡単には見つけることができなかった。
そんな中、単身調査に訪れたMAT隊長をサドラが襲った。しかし、反撃にあい、再び身を潜める。
その後、突如としてあらわれた地底怪獣デットンと戦闘になるも、そこに登場したウルトラマンに対してはデットンと結託して戦うこととなる。
両手の立派なハサミで相手を挟むのかと想像してしまうが、ハサミは主に相手を打ち付ける打撃攻撃に用いられる。
デットンに気を取られたウルトラマンの首筋にチョップをお見舞いし、ウルトラマンを不利な状態に追い込むも、最後はウルトラスラッシュで首を落とされて倒れてしまった。
プロフィール
- 身長:60メートル
- 体重:2万4,000トン
- 登場:第3話「恐怖の怪獣魔境」