忍者怪獣 サータン
サータンは二足歩行で、体色は灰色、さらにヘビのような長い鼻を持っている。そして、頭や背中に産毛のような毛が生えているなど、動物のゾウを連想させる外見で、攻撃すると透明化したり、コンクリートに反応を見せたりする性質を持っていたりするのが特徴だ。
サータンは小学校に落ちた隕石から誕生した。隕石から誕生とともに校舎を破壊するも、姿そのものは見えず、校舎を食べているかのような影がうつっているだけであった。その為、「忍者怪獣」「透明怪獣」などの通称も持っている。
姿の見えない怪獣の存在が明らかになったのは、MATが別の目的のために開発していた赤外線カメラだ。
戦闘能力
実は、この怪獣は中性子怪獣でもある。電子の電荷に邪魔されることなく物質をすり抜ける事ができるのだ。透明のまま暴れて建物を破壊したり、突然姿をあらわしたかと思ったら物体をすり抜けたりとMAT隊員を翻弄した。
目の前にいたかと思ったら背後からあらわれたり、目を離したすきに姿をくらませたりと、この透明になれる体質はウルトラマンをも苦しめた。
ちなみに、サータンの長い鼻は相手の動きを封じる手段としても使われる。
活躍シーン
最後は、ウルトラマンの可視光線を受けて姿が見えるようになり、さらにウルトラ念力によって動きを封じられたところに、ウルトラブレスレットのウルトラスーパー光線を受けて、こっぱみじんになってしまった。
プロフィール
- 身長:45メートル
- 体重:3万2,000トン
- 登場第19話「宇宙から来た透明大怪獣」