シーモンス

津波怪獣 シーモンス

シーモンスは四足歩行の怪獣だ。体は尖ったうろこ状のもので覆われており、頭には2本の小さな角と、鼻先に大きな角が1本あり、まるでサイや恐竜のような外見をしている。西イリアンの島々に住むといわれているシーゴラスとの仲の良い夫婦怪獣でもある。

「シーモンスは島の守り主、シーモンスは気立ての優しい怪獣、だがシーモンスが海を渡る時には気を付けろ、恐ろしいことが起こる」という内容の唄が南洋に住む人々の間で歌われていたことからも、昔からたびたび姿を見られている怪獣だと推察できる。

本編では、襲われたマグロ漁船「海神丸」の生存者の証言から存在が明らかになった。マグロ漁船の海神丸は、東京で開催される宝石展に出品する為のオパールやサファイヤの原石3トンをオーストラリアから運んでいた。

戦闘能力

シーモンスは、攻撃を受けるなどすると鼻先の大きな1本角が光るが、これが光ると夫であるシーゴラスを呼び寄せ、さらに竜巻を起こす。

攻撃で使用するのは主に鼻先の角だ。シーゴラスが起こした津波を跳ね返し、パワーダウンしたウルトラマンを鼻先で投げ飛ばすなどして1度は倒している。

活躍シーン

歌にもあるように本来は温厚な怪獣である。しかし、産卵時期で気が立っていることや、さらに卵の殻を作る為に宝石の原石を食べる必要があるなどの理由から、今回の騒動に至った。

最終的にはMATのレーザーガンSP-70で片目を潰され、同じく角を折られた夫と共に海に帰っていった。

プロフィール

  • 身長:43メートル
  • 体重:3万5,000トン
  • 登場:第13話「津波怪獣の恐怖 東京大ピンチ」、第14話「二大怪獣の恐怖 東京大龍巻」