化石怪獣 ステゴン
ステゴンは四足歩行の恐竜のような体つきだが、骨がむき出しになっているような姿で、目が赤く光る。その外見はゾンビを連想させ、なかなかに怖い。黄色く強い酸性の体液(溶解液)を出し、これを浴びると、人間の体は溶けてしまう。また、口からも白い煙状の毒ガスを吐く。
発掘
ジュラ紀の地層に埋まっていたが、工事で山肌を掘ろうとしたことにより、しっぽの一部が表れた。これをきっかけに偶然近場で化石発掘をしていた小学生らによってステゴンの発掘がすすめられる。
当初は鼓動も止まっていることからすっかり化石化したものと思われていたが、その後、工事の爆発の衝撃により永い眠りから目覚めた。
性質
ステゴンという名前は、ステゴサウルスからとった相性で、小学生らよって名づけられたものだ。発掘に携わったということから、子供達はステゴンにすっかり愛着がわき、「殺さないで」とウルトラマンにうったえた。
恐竜に詳しい小学校教師によると、本来は草食性のおとなしいヤツとのこと。実際にウルトラマンに対しておびえる様子を見せるなど、憎めない怪獣だ。
活躍シーン
麻酔によって動きが鈍くなったところを、ウルトラマンのストップ光線により動きを止め、さらにウルトラマンによって誰にも邪魔されず冬眠できる宇宙に運ばれ、星となった。
ちなみに、着ぐるみは円谷プロダクションの特撮ドラマ「緊急指令10-4・10-10」に登場する地底怪獣アルフォンに改造された。
プロフィール
- 身長:70メートル
- 体重:1万3,000トン
- 登場:第10話「恐竜爆破指令」