ゼミストラー

大蝉超獣 ゼミストラー

ゼミストラーは、第20話「青春の星 ふたりの星」で登場するセミと宇宙怪獣が合体した超獣。セミをひっくり返したような姿をしており、ストローのように長く伸びた鼻、横に大きく張り出した耳が特徴的だ。

目が退化してしまっているので見えない代わりに、大きな耳を使った強力な聴力と触覚を使って、周囲の音やできごとを敏感に感知できる。

戦闘能力

口からの3000度以上の温度の火炎放射と両手から飛び出す無重力光波の攻撃を武器とする。

無重力光波は20万トン級の船を浮遊させることもできる強力な能力なのだが、極度の集中力が必要なため、途中で攻撃を加えられるなどの邪魔が入ると、途中で浮遊が解けてしまうという弱点がある。

活躍シーン

地底に潜って、豪華客船スカンジナビア号を浮遊させる実験をしていたヤプールとゼミストラーは、夜間パトロール中の北斗隊員に、船が空を浮遊しているところを見られてしまう。

しかし、他のTACの隊員には信じてもらえず、北斗隊員は疲れているのではないかと休暇を勧められてしまうが、休暇を利用した北斗隊員の独自の追跡調査で、空中浮遊の正体がヤプールとゼミストラーであることが見破られてしまう。

正体がバレてしまったヤプールは、崖を真っ二つに割って地中からゼミストラーを出現させて大暴れするが、最後はウルトラマンAのメタリウム光線で倒された。

プロフィール

  • 身長:63メートル
  • 体重:5万6千トン
  • 登場:第20話「青春の星・ふたりの星」