宇宙怪人 ゼラン星人
怪人という通称や、身長・体重などのデータから想像できるように、ゼラン星人はほとんど人間と同じような姿をしている宇宙人だ。ただし、顔は人間とは異なり、赤色で目や鼻は確認できず、まるで口のついた梅干しのようだ。
初めて登場したのはなんとMAT基地の中。子供に扮してMATの内部見学に訪れていたのだ。そして大胆にもウルトラマンこと主人公の郷青年に対して、自らの正体と目的を明かした。
その目的とは、郷青年を倒し、地球を征服する事だ。さらに、囮怪獣プルーマを連れてきており、プルーマにウルトラマンが勝った時こそ計画が達成されると告げた。
戦闘能力
ウルトラマンの正体をすでに知っているうえに、綿密な計画をたて、さらに本人を挑発。これまでの怪獣とは異なり、かなり知能的だ。
また、青色の怪光線で人間を消す力も持っており、ランドセルに隠していた磁力発生装置を操作している姿を目撃した看護婦(看護師)を1人、消滅させている。
活躍シーン
ゼラン星人の計画はウルトラブレスレットを強力な磁力装置で操り、ウルトラマンを倒すことであった。その為、プルーマとの戦いでウルトラマンにブレスレットを出させる必要があったのだ。
しかし、ウルトラブレスレットを出させ、磁力で操作するところまでは計画がうまく運んだのだが、磁力装置を操っているところをMAT隊員に目撃され、その場で、マットシュートで撃たれ、計画達成まであと一歩というところで命を落とした。
ちなみに、本来の姿が映し出されたのは絶命直後のシーンだけであった。
プロフィール
- 身長:165センチメートル
- 体重:45キログラム
- 登場:第31話「悪魔と天使の間に…」