古代怪獣 ダンガー
ダンガーは、二足歩行で体色はグレー、岩のようなデコボコとした皮膚で、先細りの長い尻尾を持つ怪獣だ。鳥のくちばしのように尖った鼻に、口には長い太く鋭いキバが一本、両腕はあるが指はなく1本ずつ鋭い爪が生えている。
顔の周りには、体色と同じ色をしたソーセージのような形状のものがぶらさがるようにしてついている。一見するとちょっと太めのドレッドヘアーのようにも見えるが、実はこれはエネルギーを蓄えた袋なのだ。
活躍シーン
新開発された怪獣探知機「モンスターソナー」をニューヨークから日本へ運ぶ途中のMAT隊員が不時着した太平洋上の島、そこを住みかにしていた怪獣がダンガーであった。
光線などの派手な攻撃技はもたないものの、両手の爪を振り回し、一時はウルトラマンに馬乗りになって殴りつけるなど奮闘するも、最終的には形勢逆転。
ウルトラマンに背後から抑えられたうえ、頭についているエネルギー袋をほとんど引きちぎられてしまった。さらに、ウルトラマンの頭上から地面に投げつけられて、最後はスペシウム光線を受けて死んでしまった。
ベリュドラの一部に
あまり知名度は高くない怪獣だが、実は「映画:大怪獣バトルウルトラ銀河伝THE MOVIE」の百体怪獣ベリュドラの体の一部にもなっている。
映像では体を構成する怪獣をじっくり見るのは難しいが、ベリュドラのソフビ(フィギュア)で確認することができる。他の怪獣と共に、ぜひダンガーの姿を探してみてはいかがだろう。
プロフィール
- 身長:53メートル
- 体重:2万6,500トン
- 登場:第9話「怪獣島SOS」