地底怪獣 デットン
デットンは二足歩行で、大きく裂けた口から鋭いキバがのぞく怪獣。顔と首の境目がなく、まるでトカゲのような体格をしている。全身はゴツゴツとしており、太く長い尻尾を持つ。
岩石怪獣サドラに襲われて岩陰に身を潜めていたMAT隊長と、共に下山しようとしていた主人公の前に突如としてあらわれた。しかし、そこにやってきた岩石怪獣 サドラと戦闘になってしまう。
活躍シーン
デットンは口から炎を吐くなどの派手な攻撃技は持ち合わせていない。
ウルトラマンに対しては、岩石怪獣 サドラと協力して戦った。しかし、左右からの攻撃でウルトラマンを追いつめるも、スペシウム光線を受けてこっぱみじんに爆死してしまった。
第3話「恐怖の怪獣魔境」の中盤からあらわれるため、登場シーンは少ないが、サドラとともにウルトラマン作品で初めて怪獣の共闘をみせた。
着ぐるみ
デットンは1966年に放送の「ウルトラマン」を始め、数々のシリーズ作品に登場する有名怪獣「テレスドン」にそっくりな見た目をしているが、実はこれは、そっくりどころかテレスドンの着ぐるみを流用しているのだ。
もともとはウルトラマンに登場したテレスドンを帰ってきたウルトラマンで再登場させる企画であったのだが、撮影やイベントで使用したテレスドンの着ぐるみがボロボロになってしまい、急きょ、手直しを加えて別の怪獣として登場することになったのだ。
また、当初はゴーモンという名前で呼ばれていたが、本編ではテレスドンとの関係性や呼称については特に言及されていない。
プロフィール
- 身長:55メートル
- 体重:2万トン
- 登場:第3話「恐怖の怪獣魔境」