海象怪獣 デッパラス
デッパラスはウルトラマンタロウ第10話「牙の十字架は怪獣の墓場だ!」に登場。通称、海象(セイウチ)怪獣。その名の通り北極に棲むセイウチの大ボスが突然変異したもので、巨大な角は何千頭ものセイウチを操るとされている。
地中を掘り進み、出身地である北極から都市部までやってきた。ケチャップ工場に辿り着いた際、偶然口に入ったケチャップを気に入ったり、建物の窓ガラスに映った自分の姿に興味を示すなど愛嬌のある部分も見せた。
活躍シーン
デッパラスが窓ガラスに映る自分の姿に興味を示すことに気がついたZATはその習性を活かした「ミラー作戦」を実行。作戦によってデッパラスは追い込まれ、ZATのミサイル攻撃で体をバラバラにされ倒される。
しかし、デッパラスは驚異的な再生能力を発揮して復活。復活後の容姿は体のあちこちが崩れかかったようなおぞましい姿となり、性格もそれまでとは比べものにならないほどに凶暴化する。
デッパラスの習性を利用したミラー作戦も鏡を覚えてしまったため通用せず、口からは火炎を吐く、大きな牙をミサイルのように発射するなどの強力な攻撃を繰り出しデッパラスはウルトラマンタロウを追い込んでいく。
牙ミサイルによる串刺し攻撃はタロウを苦しめるが、最後はその牙を投げ返されて絶命。タロウのストリウム光線によって亡骸は爆破されるが、その後タロウの手によってデッパラスの牙で十字架が作られ、墓標がたてられた。
プロフィール
- 身長:57メートル
- 体重:3万トン
- 登場:ウルトラマンタロウ第10話「牙の十字架は怪獣の墓場だ!」