大蛙怪獣 トンダイル
東京郊外の地底、人喰い沼と呼ばれ恐れられているその地下奥深くで、何千年もの眠りについていた怪獣が目覚めてしまう。その怪獣の名は、大蛙怪獣・トンダイル。外見は、名前の通り、大きなカエルの形をした怪獣である。
真っ赤な両目に、獲物を巻き込む長い舌、そして口からは炎を吐き出し敵を攻撃する力を持っている。怪獣であるにも関わらず、カエルと同じように冬眠という習慣がある。
冬眠前は食料を集める為に、夜、上半身だけを地中から出し、その眼から催眠効果のある光を放ち人間を眠らせていた。そして口からカプセルのようなものを吐き、それに閉じ込めて地底へと引きずりこんでいた。
しかし、トンダイルに襲われていた人を、沼の近くに住む男性に見られてしまいZATへと情報が渡る。地底へと潜り、調査をしていたZAT隊員達は、地中にいたトンダイルを発見。
活躍シーン
ZATからの攻撃を受けたトンダイルは地上へと姿を見せる。様々な攻撃法でタロウと戦うも、トンダイルの技は相手には通じなかった。
最後の手段、とばかりにウルトラマンタロウを沼へと引きずりこむが、逆に攻撃を受ける大蛙怪獣。沼の上に浮きあがった所を、ストリウム光線が直撃。あっけなく倒されてしまった。
捕まった人達は無事、保護された。ZATへと通報してきた男性の父親も無事だった。このことによってこの沼の人喰い伝説は、トンダイルの仕業だった事が判明。それ以降、沼の近くで人がいなくなる事はなかったという。
プロフィール
- 身長:47メートル
- 体重:4万トン
- 登場:ウルトラマンタロウ第8話「人喰い沼の人魂」