バルタン星人ベーシカルバージョンが、戦闘時に変化した姿が、ネオバルタンだ。これはTV番組のウルトラマンコスモスシリーズには登場しておらず、映画「ウルトラマンコスモス THE FIRST CONTACT」に登場した。
体全体が黒くなり、そこから赤い目だけが光る姿は禍々しささえ感じさせてくれる。まさに戦闘時に相応しい姿と呼ぶ事が出来るだろう。
戦闘能力
ネオバルタンの大きな特徴として、バルタン星人特有の両手のハサミがなく、その代わりに鉤爪、剣、鋼槍、ムチなどを持って戦うことが挙げられる。
さらにこの両手からは剣の形をしたバッドナイフと呼ばれる光線や、白熱光線を流す事が出来る光のムチ、バンドルコードを放つ。
肩の突起を棘に変化させて相手に放つ事も可能だ。この技は、バンプスプレーと呼ばれ、相手に豪雨のように降り注ぐ。さらに、バルタン星人ベーシカルバージョンの時と同様に、分身も可能だ。
これらの多彩な技による攻撃で、コロナモードのウルトラマンコスモスと激しい戦闘を繰り広げた。
活躍シーン
死闘を締めくくったのは、ウルトラマンコスモスのブレージング・ウェーブだった。ブレージング・ウェーブを受けたネオバルタンは、自分自身の敗北を理解して自爆の道を選んだ。
その後、ウルトラマンコスモスが元のバルタン星人ベーシカルバージョンの姿に戻している。
プロフィール
- 身長:51メートル
- 体重:4万5千トン
- 登場:映画『ウルトラマンコスモス THE FIRST CONTACT』