昆虫怪獣 ノコギリン
ノコギリンは二足歩行、頭に大きなハサミと、頭頂部には二股に分かれたツノをもつ、カブトムシとクワガタムシがモチーフになっている怪獣だ。また、両手はそれぞれハサミになっている。
宇宙から飛んできた怪獣だが、最初から巨大怪獣だったわけではなく、はじめは20センチほどの大きさで、見た目はクワガタのようであった。本編では、大きくてマッハの早さで飛ぶ珍しい三本角のクワガタムシの噂を小学生が語っている。
被害者の共通点
最初に人を襲ったのは、ホテルの一室で電気カミソリを使って髭を剃っていた男性に対してで、窓の外にとまった虫型のノコギリンは破壊光線を発射し、その男性を蒸発させてしまった。
その次に襲ったのは若い女性であった。その女性は部屋でヘアードライヤーをかけている時に襲われていた。さらにノコギリンは、夜道でオートバイに乗っていた男性を襲った。
なぜこれらの人々が被害にあったのかは、MATの調査により判明した。実は、ノコギリンは、電気カミソリやドライヤーなどのモーター音を敵の羽音と勘違いして攻撃をしていたのだ。
活躍シーン
宇宙昆虫と判明したためレーザーで処分されることになったのだが、レーザーのパワーを吸収し、巨大化、東京の街中に出現した。
攻撃で使用するのは前述のツノやハサミはもちろん、ツノからは破壊光線を発射する。
ウルトラマンを苦しめるほどの戦いを見せたが、ウルトラブレスレットでツノを切り落とされ、最後はウルトラショットで粉々になって倒れた。
プロフィール
- 身長:20センチメートル (巨大化後50メートル)
- 体重:500グラム (巨大化後4万5,000トン)
- 登場:第26話「怪奇! 殺人甲虫事件」