バキシムはウルトラマンA第3話「燃えろ!超獣地獄」に登場した超獣。ウルトラマンメビウスにて復活した3体の超獣の1体で、中でも知名度や人気が群を抜いている。イモムシと宇宙怪獣を合わせた超獣で、「牙を持つイモムシの超獣」キバムシをもじったのがバキシムだと言われている。
鳥のような頭部には立派な角が生えており、頭部から尻尾にかけて鮮やかなオレンジ色をしている。背中は結晶体でできており、お腹側は蛇腹になっており、両手は棘におおわれているのだ。
この外見の派手さ斬新さから当時絶大なインパクトを与え、以降超獣カテゴリのシンボル的な存在として今も人気がある。
戦闘能力
劇中で事故死した少年などに化けて潜むなどバキシムは1人のヤプール人として人間に化け言葉を話す知性も持っていた。手から火炎放射を放ち、鼻先からミサイルを撃つなどの攻撃法をもつ。
中でも特徴的なのが、地球へは空を割って現れることだ。空の向こう側は赤い空間になっており、そこが異次元の入り口だと言われている。
ストーリー
インパクトあるデザインや描写もさることながら、化けていた少年の実の祖父母を殺害したストーリーもトラウマとされ印象を強める一因となっている。
トラウマシーンで言った「子供の心が純真と思うのは人間だけだ」というセリフはウルトラシリーズでも有名なセリフだ。
プロフィール
- 身長:65メートル
- 体重:7万8千トン
- 登場:ウルトラマンA第3話「燃えろ!超獣地獄」