台風怪獣 バリケーン
バリケーンは二足歩行で体色は水色、大きな傘状の頭部と、触手をもち、まるでクラゲのように見える怪獣だ。大きくて黄色いつりあがった目と、赤い星型の口が特徴で、頭部には赤色をした発光部があり、漁火のような光を発する。
大きな船を空中に舞い上げてバラバラに破壊するほど、威力の強い台風を発生させる能力をもっている。ちなみに、この怪獣に襲われた船は、吹き飛ばされて山の中にある村で発見された。
当初は、バリケーンの存在は知られておらず、台風も自然発生によるものだと見られていた。しかし、突如としてあらわれたバリケーンは、主人公である郷青年に目撃され、それをきっかけに台風と怪獣との関連性が明らかとなった。
活躍シーン
本編中では上空を漂うような様子が目撃されていることから、空中を浮遊する能力も有していると推測できる。作中では「まるで波に漂うクラゲ」とその様子を表現されている。
攻撃に使用するのは主に触手状の両手だ。相手に絡み付けたり放電したりすることができる。口からは毒ガスを発生させ、スペシウム光線も吸収できる
ウルトラマンを泥まみれにするほどの戦いを見せたが、最後はウルトラマンによって宇宙へ運ばれ閃いて消えた。
余談
ちなみにバリケーンの存在は悪いことばかりではなく、風を発生させることで東京上空のスモッグを吹き飛ばし、クリーンな空気をもたらしている。
MAT隊員の一人もバリケーンがいることで東京の空気が綺麗になった旨を述べていたが、他のMAT隊員からはデカイだけで邪魔などと一蹴された。
プロフィール
- 身長:40メートル
- 体重:1万5,000トン
- 登場:第28話「ウルトラ特攻大作戦」