蜃気楼怪獣 パラゴン
「帰ってきたウルトラマン」第42話「富士に立つ怪獣」に登場する蜃気楼怪獣パラゴン。地球を別荘にしようと企てるストラ星人が連れてきた宇宙怪獣で、性質は非常に凶暴。これまで多くの宇宙人が地球侵略のため襲来したが、別荘化しようという宇宙人は記憶にない。
パラゴンは獅子舞のような異様な四足体型で、レーダー波、太陽光線、赤外線を自在に操れるため、自身の体を巨大な幻影に映し出したり、蜃気楼を発生させたりして相手を攪乱する戦法を得意としている。
他に単体で瞬間移動したり、頭頂部の角から金縛り光線を発射したりする特殊能力も持っている。
活躍シーン
ストラ星人に操られ、最初は晴れた日に富士山に現れる傘雲に隠れ、富士山周辺で蜃気楼や怪現象を起こしては交通事故を多発させていた。
MAT隊員に存在を知られ、富士山頂でマットアローの攻撃を受けた時も蜃気楼で攪乱し、空中衝突させたり、レーダー波を妨害して同士討ちをさせたりして混乱に陥れた。
この時、実際のパラゴンは富士山の麓にいて、巨大な姿を蜃気楼として頂上に発生させていた。
ウルトラマンとの戦い
ウルトラマンのウルトラブレスレットを変化させた変光ミラー効果で、蜃気楼を封じられ、実際の姿を現す。
ウルトラマンとの対決で激闘を繰り広げるが二本の角と両方の翼をもぎ取られ、戦意喪失し、最期はスペシウム光線で足場を破壊され、バランスを失い、火口に転落し、焼死している。
プロフィール
- 身長:80メートル
- 体重:4万9千トン