ひとだま怪獣 フェミゴン
フェミゴンは「帰ってきたウルトラマン」第47話「狙われた女」に登場する怪獣。外見は龍とニワトリを合わせたような怪獣で、身長は70メートル、首の長さは20メートル、体重は5万トンだ。
元々は宇宙空間を漂っていたアメーバ状の宇宙生命体で、それ自体が高度な知性を持っているが、何かに乗り移って初めて怪獣として実体化できるため、別名「人魂(ひとだま)怪獣」と呼ばれる。
戦闘能力
口から高熱の火炎を吐き、咬みつく力が強力で、背中にある4本の棘でも戦う。名前は女性を表わす「Feminine(フェミニン)」から取り、人魚がイメージモデルとされる。
地球上で自由に動く体を得るため、MATの丘ユリ子隊員に乗り移り、レーダー誘導の最中に丘隊員がレーダーのスイッチを切るというあり得ないミスを犯し、伊吹隊長から一か月の休暇を命じられる。
活躍シーン
丘隊員の体を借りて怪獣化したフェミゴンは、房総半島のコンビナートを襲撃、壊滅させ、MAT基地も破壊しようと目論む。
ウルトラマンとの対決で初めは苦戦したが、背後から飛び付いたウルトラマンの腹部を背中の4本の棘で刺して逆襲し、頭を鋭い牙で咬みつき、引きずり回して一時グロッキー状態にする。
MATの海底基地を破壊しようと海に入ったフェミゴンを追いかけ、海底でウルトラマンと再び交戦する。
今度は劣勢となり、頭部を岩盤に何度も叩きつけられ、顎の突起をもぎ取られ、逃走しようとしたところ、ウルトラブレスレットを背後から受け、丘隊員と体を分離した後、倒される。
プロフィール
- 身長:70メートル
- 体重:5万トン