吹雪超獣 フブギララ
ウルトラマンA第42話に引き続き、第43話もタイアップがあった新潟県の妙高高原が舞台で、雪や氷などがモチーフとなった超獣が登場する。それが極寒の星である獅子座の第三星からやってきた吹雪超獣フブギララだ。
妙高高原のスキー場の近くに住みついていた毛皮をきた顔がもじゃもじゃの男の体に乗り移って誕生した。外見は横広がりの鼻とぎょろっとした目、牙などが特徴の禿げたおじさんのような風貌で、短足だ。
周囲に猛吹雪をおこし、近づくものを許さない、自分以外はすべて敵と言う信念のもと行動しており、寒冷地にしか住めない体質の為、行く先々を極寒の地に変えようとした。
戦闘能力
頭は鋼鉄の200倍の硬さで、口からは氷柱でできた槍や冷凍ガスを放つ。
活躍シーン
村1つを氷漬けにし、ホテルへ逃げ込んだ人々を更に襲い凍らせた。フブギララによる光線や冷凍ガスに苦戦するエースのパンチレーザーもガードし、エースをも氷漬けにしてしまう。
しかし、エース自らの力で氷を溶かしバーチカルギロチンで攻撃すると、真っ二つになり、乗り移られていた男の姿が現れた。
その後
その後20年来にわたって村人たちが追いやり山奥に住んでいた男と村人は和解し、長年の山暮らしの経験から地元の遭難救助隊で活躍するのだった。
村が襲われ、ホテルに避難した村人たちが超獣からいったん退却してきたTACに対して、「出ていけ」というような言葉が出るあたり、村人の荒い気質が現れている。
こんな村人とだったからきっと男も超獣に体を乗っ取られるほど、村や、村人に対する強い恨みを持っていたのだろう。
プロフィール
- 身長:58メートル
- 体重:4万1千トン
- 登場:第43話「怪談! 雪男の叫び」