囮怪獣 プルーマ
プルーマはオオアルマジロがモチーフになっている怪獣で、頭部まで覆う甲羅は、頭頂部で尖った形状をしている。口には3本のキバがあり、しっぽの先もキバのように尖っている。腹部にはたすき掛けのようなX状の模様がある。
ウルトラマンを倒し、地球を征服することをたくらむ宇宙怪人ゼラン星人によって地球に連れてこられた。ゼラン星人によると、プルーマはあくまでもおとりで、ウルトラマンがプルーマに勝った時こそ計画が達成されると言う。
この計画においてのプルーマの役割はウルトラマンに倒されること、つまりはウルトラブレスレットを出させることだ。
ゼラン星人はブレスレットを操作できるほど強力な磁力を発生させる装置をもっており、これをもってしてウルトラマンを倒そうという計画であった。
活躍シーン
初めのゼラン星人の予告通り、プルーマは小学校の下からあらわれて町の破壊をはじめた。そして、一旦地面に逃げ込んだのち、再びゼラン星人の言葉通りの場所に姿をあらわした。
攻撃に使うのは、主に口から吐く熱線だ。また、尖った甲羅でも攻撃する。緑色の体液やキバには猛毒がある。
計画の真意を知らないウルトラマンによって、プルーマはウルトラブレスレットで首を切られて倒れ、そのまま蒸発するかのように死んでしまった。
ちなみに、ゼラン星人とは異なりプルーマは言葉を話せない。その為、どのような思いでウルトラマンと戦っていたのか、この計画で自身が死ぬことを知ったうえで参加したのかなどについては本編では語られていない。
プロフィール
- 身長:47メートル
- 体重:3万トン
- 登場:第31話「悪魔と天使の間に…」