宇宙大怪獣 ベムスター
ベムスターは鷹のような容姿の怪獣だ。頭頂部には1本の角、両腕の先には鋭い爪が1本ずつ、お腹には五角形の口がある。かに星雲の怪獣で、水素、ヘリウム、窒素などのガスをエネルギー源にしていた。しかし、宇宙にあるMATステーションを突如として襲い、エネルギーを吸い上げたうえ、ついにはお腹の五角形の口でMATステーションを飲み込んでしまった。
戦闘能力
ベムスターの攻撃は主に角から発射される光線だ。MATステーションを襲った後、地球にてMATアローを撃退、さらなるMATの激しい攻撃にもビクともしない頑丈さを見せた。
さらに、この空中戦ではMAT隊員に3名の負傷者を出させるなどの痛手を負わせた。
活躍シーン
ウルトラマンジャックとの戦闘ではエネルギー切れに追い込み勝利した。なんと、スペシウム光線までも吸収したため、ウルトラマンにはなすすべが無かったのだ。
しかし、宇宙に撤退しウルトラセブンから新兵器「ウルトラブレスレット」を受取ったウルトラジャックによって、頭と両腕を切り落とされて爆死してしまった。
また、第37話「ウルトラマン夕陽に死す」に登場した際も、同様の最期であった。
大きさについて
ちなみに、本編ではMATステーションを飲み込むほどの大きな怪獣という描写がなされているが、実は、当初は80メートル級の大怪獣という設定だったのだ。
しかし、ウルトラマンとのバランスをとるため、後に46メートルという設定になった。
プロフィール
- 身長:46メートル
- 体重:6万1,000トン
- 登場:第18話「ウルトラセブン参上!」、さらにナックル星人によって再生され、第37話「ウルトラマン夕陽に死す」にも登場した。