磁力怪獣 マグネドン
マグネドンは四足歩行で体色は全体的に黒っぽい怪獣だ。恐竜のような体型で、頭部には大きな2本の赤い角、背中にも3対の大きな赤い角状のものが付いている。また、先細りの長い尾の先にも赤色をした角状のものが2本生えている。
マグマが固まってできた体は強力な磁力を帯びており、北極の地底深いところで眠っていた。つまり、マグネドンの中にあるのは地球そのもののパワーなのだ。
最初に姿をあらわしたのは熊沢ダムであった。ダム建設で弱った地殻が弱っており、そこを狙われた格好だ。
戦闘能力
弱点は壊れやすい体である。また、磁力を帯びた体は爆弾などの金属を引き寄せるため、その点をついたMATの爆撃によって一度は体をバラバラに爆破された。
しかし、そこはさすが磁力怪獣というべきか。強い衝撃により一時的にバラバラになったが、時間とともに磁力を取り戻し、体はそれぞれのパーツが引き合うように集まり復活したため、MAT隊員を悩ませた。
攻撃に使用するのは、口から吐く火炎と、背中から放つ電撃だ。
活躍シーン
ウルトラマンとの戦いは地上ではなく、宇宙空間で行われた。ウルトラマンといえども、バラバラになっても甦るマグネドンを倒すには、地球から離れる必要があった為だ。
ウルトラマンの手によって宇宙のある星に運ばれ、壮絶な戦いを繰り広げた。しかし、最後はウルトラブレスレットによって粉々になり飛び散った。
ちなみに、その際に飛び散ったマグネドンの破片は、流れ星となって地球から眺めることができた。
プロフィール
- 身長:65メートル
- 体重:5万トン
- 登場:第20話「怪獣は宇宙の流れ星」