第37話「盗まれたウルトラ・アイ」に登場したのが、マゼラン星人マヤ。容姿は地球の人間とほぼ同じ少女だが、喋るだけではなく、テレパシーを使う事ができる異星人であるため他のものと簡単に意思疎通が可能になっている。
目的
彼女の目的はモロボシ・ダンからウルトラセブンになるためのウルトラアイを盗み出す事。元々マゼラン星人から見た地球は“狂った星”と見られており、恒星間弾道弾で地球を葬り去ろうとしていた。
その任務を果たすためには、ウルトラセブンは邪魔になる存在であるために、ウルトラアイを盗み、変身させなくしようとしたのだ。
活躍シーン
マゼラン星人マヤは、モロボシ・ダンからウルトラアイを盗み出す事に成功。その後、彼女は拠点であるアングラバーから“ムカエハマダカ”という連絡を母星に送り続けるのだが、無視されてしまう。
母星から必要とされていないと悟った彼女は、盗み出したウルトラアイをモロボシ・ダンに返した後に自殺してしまった。
自殺の仕方も独特であり、設置されていたジュークボックスに“J7”と押して、煙に包まれてしまい亡くなったのだ。盗んだウルトラアイをモロボシ・ダンに返す時も無言で渡しており、何とも不思議な少女の星人だったと言えるだろう。
また母星のために行なってきた事が裏切られて、亡くなってしまう悲しい星人でもあった。そんな彼女を見たモロボシ・ダンも“同じ宇宙人じゃないか”と悲しんだ。