百足怪獣 ムカデンダー
その名の通りムカデの姿をした怪獣・ムカデンダー。ウルトラマンタロウ第26話「僕にも怪獣は退治できる!」に登場した怪獣で、元々は八幡神社の地底の奥深くで眠りについていたが、縁日に紙芝居の中でその存在を語られた影響なのか、地中から復活を果たす。
戦闘能力
武器は口から放射される10万度をも超える灼熱の炎と霧状の毒糸。牙には猛毒があり、たった一滴で人間を50人も死に至らしめる程の強力な性質を持っている。
しかし火炎攻撃の方は300mしか発射されないというリミットがある。
ムカデンダーの能力の一つに、首と胴体が離れても死なないことが挙げられる。ウルトラマンタロウもムカデンダーの首を切断したものの胴体は死なず、その二つからの同時攻撃を受けてかえって苦戦することになった。
ただしある程度近くにいないと行動は出来ないらしく、遠くに離せば離す程、動けなくなるようだ。また痛覚も共有している為、どちらかに攻撃を当てるともう片方もダメージを受ける。
活躍シーン
ムカデンダーにはもう一つ弱点があり、頭の触角を破壊されると動きが鈍ってしまう。ウルトラマンタロウにそこを壊され、更に頭を遠くに投げられた上、ストリウム光線で破壊される。
頭との連絡が取れなくなった胴体は困惑し、その隙をつかれてアトミックパンチを受け、頭共々、倒される事になった。
余談だが無謀にもムカデンダーに突撃し運良く生き残った、紙芝居を演じていた男こそ、サブタイトルの「僕」にあたる人物である。
プロフィール
- 身長:59メートル
- 体重:4万トン
- 登場:ウルトラマンタロウ第26話「僕にも怪獣は退治できる!」