ムルチ(二代目)

巨大魚怪獣 ムルチ(二代目)

ムルチは帰ってきたウルトラマンにて初登場した怪獣。ウルトラマンAに登場したムルチ(二代目)は初代と比べて細身、体色が銀色、尻尾の先の形状が違うなどの特徴がある。鮭がデザインのモチーフとなっており、頭にトサカのような突起がある。

ムルチ自身の知名度より、ムルチが出現するまでの流れが非常に有名で、そのエピソードの暗さと後味の悪さからファンの間ではトラウマとされている。

活躍シーン

ウルトラマンAの第7話、8話に登場するムルチ(二代目)は突然地中から出現し、打倒エースの戦いに加わった。

なぜ地中から登場したのかは理由が明らかになっておらず、妖星ゴランの接近により地球と月の引力のバランスが狂った影響という説と、ドラゴリーが暴れまわったため目を覚ましたと言う説がある。

復活したムルチ(二代目)はドラゴリー、メトロン星人Jrと共にエースを倒すために闘うが、エースに突進を仕掛けた際に、ひらりとかわされドラゴリーに激突してしまう。

その後、激怒した短気なドラゴリーにより投げ飛ばされ、腹を引き裂かれ、左足をもぎ取られ惨殺されてしまった。

豆知識

この惨殺シーンを撮影したことにより、ムルチの着ぐるみが怪獣ショーなどで使用できなくなり、イベント担当から制作サイドがお怒りを受けたと言う話がある。

そして、脚本の段階ではムルチではなく竜巻怪獣であるシーゴラスの予定だったと言うのもファンの間では有名な裏話であり、このような裏話が有名であるのもムルチの特徴と言えるだろう。

プロフィール

  • 身長:48メートル
  • 体重:1万トン
  • 登場:第7話「怪獣対超獣対宇宙人」、第8話「太陽の命! エースの命!」