ムルチ

巨大魚怪獣 ムルチ

ムルチは二足歩行で体色は青、魚怪獣という通称を持つように、顔やヒレなど、魚の特徴がある怪獣だ。また、顔は鮭がモデルとなっている。

本編では既に暴れているところから話がスタートする。実は環境汚染によって魚が怪獣になったというキャラクター設定があるのだが、本編中では、ムルチの生態や誕生についてはほとんど語られていない。

封印と復活

暴風雨の中で暴れていたところ、地球の風土・気候を調べる為に偶然降り立った宇宙調査員のメイツ星人の念動力によって地中に封印されてしまっていた。

しかし、「金山十郎」という名前を使い人間の姿となり潜んでいたメイツ星人の正体が、地域住民によって明らかとなり、射殺されてしまったことをきっかけに封印が解かれ、再び暴れ出した。

本編はメイツ星人と地球人の少年との関係が中心に描かれている。親子のように身を寄せ合って暮らしている彼らを、疑心暗鬼にかられて暴徒と化した地域住民が襲ったのだ。

活躍シーン

封印から目覚め、雄叫びを上げながら口から破壊光線を発射し、高速道路や町の建物を壊すムルチの様子を見た郷青年は「まるで金山さんの怒りが乗り移ったかのようだ…。」と表した。

ウルトラマンとの戦いでは、互いの攻防によって周囲のビルが破壊されていくなど、激しい戦闘を繰り広げた。しかし、最後は燃え盛る工場群の中に放り投げられ、スペシウム光線を受けて爆死した。

プロフィール

  • 身長:48メートル
  • 体重:1万トン
  • 登場:第33話「怪獣使いと少年」