宇宙大怪獣 ムルロア
ムルロアは地球から2億キロメートル離れたムルロア星という星に暮らしていたが、ヨーロッパのとある国が新兵器を開発したトロン爆弾という兵器によって住処を奪われてしまい、復讐のために同じ星で暮らしていたスペースモスと共に地球に飛来した。
外見は毛で覆われた兜を被った頭部と、虫によく似た動体、背中に生えた蛾のような羽が特徴的な怪獣である。光を発する物を嫌い、旅客機などを破壊して回っていた。
戦闘能力
武器は全身から黒煙を噴射して辺り一面を暗闇にしてしまう「アトミック・フォッグ」。これで地球を包み込んで太陽の光が届かない暗黒の星にしてしまった。
もう一つの武器は口から吐き出される溶解液「ホワイダースプレー」。草木はもちろん鉄やコンクリートに至るまで、物質と呼ばれるものは全て溶かしてしまう程強力な酸性の液体だ。
活躍シーン
絶対絶命のピンチに陥っていた地球だったが、ウルトラ兄弟が持ってきたウルトラベルにより黒煙が取り除かれる。もがき苦しむムルロアに優勢を取り戻したウルトラマンタロウは次々を攻撃をしかけていく。
最終的には投げ飛ばされた後、取りつけられた爆弾が爆発して撃破された。ウルトラマンタロウの中でもかなり強力な武器を持った強敵だったのではないだろうか。
プロフィール
- 身長:62メートル
- 体重:3万9,000トン
- 登場:ウルトラマンタロウ第24話「これがウルトラの国だ!」、第25話「燃えろ! ウルトラ6兄弟」