毒ガス怪獣 モグネズン
モグネズンは、二足歩行で太い尾を持つ怪獣だ。背中から尾の先にかけては無数の細長いトゲがついており、まるでハリネズミのようにも見える。町をあらすような事はせず、基本的に山の地中に潜んでいる。しかし、縄張り内で大きな音を立てると、出現して人を襲っていた。
モグネズン発見のきっかけは、怪獣らしきものを見たという営林署職員からの通報であった。通報を受けたMAT隊員が、山中で倒れている映画撮影隊を発見する。
回収した映画撮影隊のフィルムに映っていたのは、黄色い霧状のものに包まれ苦しむ撮影隊の姿と、怪獣らしきものの脚であった。そして、これが怪獣の仕業であったことが分かる。
戦闘能力
怪獣モグネズンは口から致死性の強い毒ガスを吐く。これはなんと吸いこんで10秒で人を死に至らしめる即効性の強い神経ガスで、ウルトラマンをも苦しめるほどの威力を持つ。
この神経ガスは、実は旧日本軍が開発したイエローガスであった。廃棄処分になったはずだが、怪獣はこれを食べていたのだ。
活躍シーン
ウルトラマンとの戦闘シーンでは、腕に噛みつき、背中から放つショック閃光で目をくらませ、さらに毒ガスによって命を脅かすほどにウルトラマンを追いつめた。
しかし、MATによって投下された可燃ガスにスペシウム光線が点火。モグネズンはウルトラマンに数度と投げ飛ばされたうえ、とどめにウルトラスピンキックをくらい倒れてしまった。
プロフィール
- 身長:47メートル
- 体重:2万4,000トン
- 登場:第11話「毒ガス怪獣出現」