ヤメタランス

なまけ怪獣 ヤメタランス

ヤメタランスは「帰ってきたウルトラマン」第48話「地球頂きます!」に登場した怪獣。地球を侵略しようとする宇宙人ササヒラーによってカプセルに入れられ、地球に送り込まれた宇宙怪獣で、少年にカプセルを開けられて巨大化する。

空腹になると、自らの意思とは関係なく手当たり次第に周りのものを食べ、無限に巨大化していくという習性があり、身長は20センチメートルから45メートルまで、体重は20キログラムから3万トンまで巨大化した。

性格は善良だが、人間を怠け者にする伝染性放射能が体中についているというやっかいな怪獣。外見からしてまるでやる気を感じさせない風貌であり、たれ目で情けない顔をしている。ネーミングも「やめた」または「止め足らん」が由来と思われる。

活躍シーン

ヤメタランスの放射能に伝染して怠け者になると顔にソバカスができるが、面白いのは元々怠け者の人間が伝染すると、「怠けるのを怠ける」という理屈で逆にやる気満々になるという設定だ。

話し方の特徴は一人称の「僕」を使うこと、語尾に「~なのだ」を付けることだが、人間がその言葉を直接聞くには、マットビハイクルなど無線を使用することが必要となる。

MATやウルトラマンまで怠け者にして戦闘意欲を放棄させたが、ウルトラマンに同化していた郷隊員は免れ、最終的にはウルトラブレスレットの力で元のサイズに縮小され、宇宙に送り返された。

プロフィール

  • 身長:20センチメートル – 45メートル(無限に増える)
  • 体重:20キログラム – 3万トン(無限に増える)