不死身怪獣 リンドン
リンドンはウルトラマンタロウに登場する怪獣の中でも、飛びぬけて再生能力が高い怪獣。その通り名の示す通り不死に近く、どんな攻撃を受けても、たちどころに回復してしまう。頭には一本角、背中には傷付いた体を再生させる為の細胞、そして強靭な心臓を持っている。
活躍シーン
リンドンは、何の前触れも無しに、物語の冒頭でいきなり都内に現れ、街を襲い始める。緊急連絡を受け出動したZAT隊員達は、ミサイルやレーザーなどで怪獣を攻撃する。
だが、当たっている筈なのに、怪獣は倒れない。リンドンの吐く炎から逃げつつ、一斉攻撃を行うZAT隊員。リンドンの動きが止まった隙を狙って、コンドルで突撃するが、再び動き出した怪獣の口に食べられてしまう。
コンドルを自爆させ、何とか逃げ出すZAT隊員と東光太郎。光太郎は、爆発の合間、ウルトラマンタロウに変身、怪獣に立ち塞がる。
接戦を繰り広げながらも、リンドンの首と胴体を切断させた事で、一応の決着はついた。
復活
しかし、翌日、切断された首と胴体が一晩で復活してしまい、暴れ出すリンドン。光太郎は再びウルトラマンタロウに変身して戦おうとするが、その時ウルトラの父が現れ、ウルトラフェザーでリンドンが再生するための機能そのものを破壊して倒した。
そして、リンドンの破壊活動のせいで命を落としてしまった、ZAT隊員、南原の婚約者を蘇らせたのである。ウルトラの父のおかげで二人は無事に、結婚式を挙げる事が出来たのだった。
プロフィール
- 身長:55メートル
- 体重:3万トン
- 登場:ウルトラマンタロウ第51話「ウルトラの父と花嫁が来た!」