合性怪獣 レオゴン
レオゴンは四足歩行で体色は緑色、爬虫類のトカゲと、虫を食べる植物のウツボカズラの遺伝子が融合されて生まれた怪獣だ。全体的にはトカゲの要素が強いが、背中にはウツボカズラが2つ、まるで大砲のように生えている。本編中では、その姿を「トカゲの怪獣」と目撃した少年が表現している。
生物研究を行っている科学者の青年によって生み出された。もともと巨大怪獣として登場したのではなく、はじめは卵の状態であった。
誕生
青年科学者によって発見されたαレオン電磁波で動物と植物の間から、動物でもあり植物でもある全く新しい生き物を作ろうと、卵が作られたのだ。
レオゴンの卵は黄色や緑、赤色などのまだら模様で、両手ほどのサイズであった。孵化を見届けた青年科学者は産まれてきた怪獣にレオゴンと命名した。
しかし、孵化したばかりで小さかったレオゴンは、あっという間に牛ほどの大きさに成長し、研究所から逃げ出した。その後、50メートル級の怪獣となり、湖を住みかとして、航行する船を襲って沈めるなどしていた。
戦闘能力
主な攻撃は、背中のウツボカズラから伸びるツルを相手に巻き付けるもの。
弱点はβレオン電磁波だ。これは前述のαレオン電磁波を変換して発生させることができる。このことは生みの親である青年科学者によって語られているが、この装置は使われることなく物語が進行している。
活躍シーン
ウルトラマンとの戦いでは、ツタでウルトラマンを転倒させて水に沈めるなどの攻撃を見せたが、ウルトラブレスレットで両手と背中のウツボカズラを切り取られ、水中に沈んだのち爆発した。
プロフィール
- 身長:50メートル
- 体重:3万5,000トン
- 登場:第34話「許されざるいのち」