第43話「第四惑星の悪夢」に登場した、第四惑星のロボットのリーダー的存在、ロボット長官。一目見ただけでは地球人と変わらないが、中身はロボットである。
目や後頭部の部分が取り外し可能となっており、外すと機械の部分が姿を見せる。隣にいつも人間の秘書、アリーがいるのだが、コーヒーの味にうるさく、少しでもデータと違うコーヒーを淹れられるとビンタを食らわせる。
捕まった政治犯に対しても、ロボットらしく生きるべきだと話す場面もあり、かなり偉い立場である事が分かる。部下に変な音を発するロボット署長も存在している。
活躍シーン
第四惑星のロボットは地球におけるロボット同様、元々は人間のサポート役として作られたものだったが、その優秀さから瞬く間に人間を追い越して主従が逆転。遂に奴隷としてこき使うようになった。
しかしこのままでは第四惑星の人間が絶滅する事を知ったロボット長官は、新たな奴隷の獲得が必要と判断し地球に狙いをつける。そのためにわざとにモロボシ・ダンとソガ隊員の乗ったロケット・スコーピオン号を誘導している。
作戦としては、モロボシ・ダンことウルトラセブンが第四惑星に居る間に地球を侵略するというものだったが、ウルトラセブンにロボット市民をコントロールしている中枢機関を破壊され、侵略部隊も全滅されて失敗に終わる。
劇中での直接的な描写はないが、ロボット長官自身は第四惑星人の反逆で、ロボット署長と共に破壊されたと思われる。
ロボットである長官が頭の部分を取り外して、メンテナンスのために油をさすシーンは有名であり、また長官の執務室のシーンは、奥行きがとても広くインパクトの強い映像となっている。
プロフィール
- 身長:1.65メートル
- 体重:160キログラム