合体侵略兵器獣 ワンゼット
合体侵略兵器獣ワンゼットは「ウルトラマンダイナ 帰ってきたハネジロー」に登場する、頭に3本の角が生えた鎧が歩いているようなゴツい怪獣だ。アーウォンとパワーロック、それにデハドー星人のアンドロイドが合体した存在で、見た目的には仮面ライダークウガを連想させるところがある。
活躍シーン
口から吐き出す凝固液でウルトラマンダイナをカチカチに固めて石柱の中に封印し、絶体絶命の危機に追い込んだ。
しかしこの怪獣、兵器のために内部の操縦室に入れば誰でも操れるという代物だった。ミジー星人の操るぽちガラオンが侵入して、合体侵略兵器獣ワンゼットはこんどはミジー星人にコントロールされることになる。
最新鋭の戦闘機も国防に強力なおいては武器になるのだが、亡命や墜落といった思わぬトラブルで相手国の手に渡ってしまうとその技術を盗まれる結果となる。
機械は意志も信念もないので、人手に渡れば自分へ刃が向けられるというもろ刃の剣となりえるのだ。
合体侵略兵器獣ワンゼットは結局、ミジー星人の無茶な操作でコントローラーが壊れてしまい操縦不能。ウルトラマンダイナのレボリュームウェーブ アタックバージョンであっけない最後を迎えるという結末となった。
視聴者としては「それでいいのだ」的な結末というわけだが、あまりにあっけらかんとしたストーリーばかりでなく世の中の矛盾をはらんだ展開だったのではないか。
プロフィール
- 身長:61メートル
- 体重:5万8千トン
- 登場:映画「ウルトラマンダイナ 帰ってきたハネジロー」