双頭怪獣 改造パンドン
改造パンドンは、ウルトラセブン最終回の第49話「史上最大の侵略(後編)」に登場した怪獣。ウルトラセブンのアイスラッガーによって、右足と左手を切断されたパンドンが、ゴース星人に改造されたのが改造パンドンである。
切断された部分に義足と義手が取り付けられただけだが体重は元々のパンドンより2000トン増え、本来の二本指ではなく、五本指になっている。
最後の戦い
改造パンドンとの戦いは、セブンにとって最後の戦いであり、瀕死の状態でもあった。セブンの放つアイスラッガーをキャッチすると、それを投げ返そうとするのだが、ウルトラ警備隊の攻撃が邪魔となる。
そして、セブンのウルトラ念力により、投げたアイスラッガーを跳ね返されて首を切断され、改造パンドンは倒れた。
戦闘能力
パンドンが改造され、強くなっていると思っている人が多いと思うが、そんな事は無く、火球も吐かなくなり、動きも低下して、むしろ弱くなっているとも考えられる。
義手を付けている部分もゴース星人の間に合わせで付けた感が強く、アイスラッガーをキャッチした手は改造されていない方である。
改造パンドンが強く見えるのは、パンドンの時もそうだったが、ウルトラセブンがさらに状態が悪化し、瀕死に近い状態だったからだと言えるだろう。
最終回に登場する怪獣だけあって、人気や知名度は高く、後のシリーズなどに登場する事が多い怪獣である。とはいえ、ウルトラマンセブンの告白シーンやウルトラマンのゼットンのように、それほど一般的には知られてはいない。
プロフィール
- 身長 40メートル
- 体重 1万7000トン