梶洋一はTAC極東支部の隊員の24歳、TACの兵器開発部の主任技師であり、天才的な科学者としてTACの開発部で日々最新の兵器や機器の開発を行っている。
役は中山克己が演じ、第27話「奇跡!ウルトラの父」まで登場し、第31話「セブンからエースの手に」でゲストとして再登場している。
番組の始まった当初は科学者らしく白衣を着用していたが、第7話「怪獣対超獣対宇宙人」からは他の隊員たちとは違う型のホワイトベースで金色の飾りのついた梶隊員専用の制服を着用している。
マリア2号
第7話「怪獣対超獣対宇宙人」の中では、地球に接近してくる妖星を粉砕するために作ったTAC迎撃ミサイルの「マリア1号」の設計図をメトロン星人に破壊されてしまうというピンチがあったが、梶隊員が自分の頭で覚えていたため設計図なしに「マリア2号」を組み立てるという、頭脳的な活躍を見せている。
この第7話では、梶隊員の活躍だけではなく、副隊長である山中隊員の婚約者がメトロン星人に化けており、正体を知った北斗隊員と、メトロン星人が化けている婚約者を信じる山中隊員が一発触発の危機になるというスリリングな展開もあるので見逃せない。
TACの天才科学者
梶隊員は役に立たない発明ばかりしているという説もあるようだが、第23話「逆転!ゾフィ只今参上」でも、メビウスの輪の理論を利用した異次元突入装置を作り、北斗隊員やTAC、人類の危機を助けるような発明でピンチを救ってもいる。
目立たないながらも、地球防衛に大変な貢献をしている頭脳派の隊員といっていいだろう。